社員インタビュー

INTERVIEW

スパイダープラス入社までの経歴を教えてください。

前職はインターネット広告に関する会社で営業活動に携わっていました。
その中で、プロダクトマネジメントにも関わることがありました。
技術をベースにしたプロダクトづくりの面白さを知ったことで、もっと専門的に関わりたいと思うようになりました。

スパイダープラスが対象にしている建設業界のことはそれまで知りませんでしたが、市場規模が物凄く大きいことと、自分自身にとって馴染みの薄い世界であることが逆に魅力に映りました。

そこで敢えて縁の薄い建設DXの世界でプロダクトマネジメントをしてみようと思ったのです。

どんな業務に携わっていますか。

「S+Collabo(エスプラス・コラボ)」という、建設現場全体の情報連携を改善するサービスのプロダクトマネジメントを担当しています。以前は「S+Partner(※)」を担当していました。
(※専門工事業者との情報伝達を効率化するサービスでS+Collaboの前身のひとつ)

「S+Collabo」にはS+Partnerを土台にしている部分があります。
プロダクトマネジメントはこれまでに経験したことがほとんどなかったのですが、「S+Partner」の機能をよく理解していると見なされたことで抜擢されました。

企画開発は新規プロダクトという観点で進めています。

私自身もそうですが、チームには若いメンバーが多いです。経験豊富なマネジャーたちが、普段からチームのことをよく見て支えてくれるため、大きなプロジェクトや新規プロダクトのマネジメントを進めることができていると思っています。

全社からの期待が寄せられるプロジェクトなので責任は大きいですが、短い間にも自分自身が様々な経験を通して成長しているのを実感しています。

また、建設業界についても知らないことが多かったため、とにかく社内の営業やカスタマーサクセスなど、お客様と近い距離で接して現場にもたびたび足を運んでお客様の課題を身近に感じている人たちにヒアリングを重ねました。

プロダクトマネジメントの過程では現場に足を運ぶこともありましたか。

ありました。初めて現場に行った時は、驚きの連続でした。

S+Collaboを企画する際、事前のヒアリングでは建設現場の大変さについて色々聞いていました。
実際に自分自身で足を踏み入れてみると、人づてに聞くのと自分自身が身をもってその大変さを味わうのとでは理解が全く違ってきます。

例えば高層ビル現場ではエレベーターの台数が限られているため待ち続けるか、階段を自分の足で昇り降りするかの二択であることなどです。
現場の課題という一言の背景には猛烈な大変さが積み重なっているのですね。

最近ではほぼ週に1度のペースでお客様にお会いして、ご要望を沢山お聞きしています。

末吉進太郎

現場に行くことや、お客様に直接会うことにどんな価値を感じますか。

Vertical SaaSは、業界課題を技術で解消し、それを収益に昇華させることだと思います。
それが私自身にとっても、モチベーションです。

お客様とお会いしたり、現場に行くことで課題を見つけることは、やりたいことを次々と見つけることでもあります。
また、建設現場は一つひとつが違うため、実際に見ることで毎回新たな発見があり、視野が広がるように実感しています。

スパイダープラスは変化の多い組織ですが、その中でどのように働いていますか。

プロダクトも組織も、常に未完成で続いていくものだと思っています。

入社して1年ほどの間に組織の再編もありましたが、事業が目指すことは変わりません。

スパイダープラスは「現場理解推し」の文化が支えている組織ですが、上長やレポートラインが変わっても、根底のところは共通しています。
それよりも、日々の変化を受け入れて楽しむようにしています。組織だけではなく、建設業界の課題を解消できる技術の潮流も変化がめまぐるしいです。
周りを見ていても、変化に対して自ら分け入っていこうとする貪欲な人が多いと感じます。

スパイダープラスの開発や開発組織の魅力は何でしょう。

業界のトッププレイヤーにすぐアクセスできることです。

スパイダープラスが早くから建設DX事業を始め、15年近くにわたってリーディングカンパニーであったから出来ることだと思います。

また、商品企画部門は社内の営業やエンジニアとの間にはいることも多いですが、何かにつけて協力的な人が多い組織だと感じます。
ときにはエンジニアを振り回してしまっていないか心配になることもありますが、顧客理解が根底にあるため、様々な人たちとの協力体制のもとで「S+Collabo」を作っているのは素晴らしいことだと思います。

末吉進太郎

この先どんなことをしていきたいですか。

既存機能を磨き込みながら次の課題にアプローチしていくことです。
兆しを見出したら仮説立証として、まず行動していくことで具現化を少しでも早くできると思います。
すぐに行動に移すことができるのは心理的安全性が担保されているからでもあり、皆が協力的であるということもその一端です。

「S+Collabo」がその名の通りに様々なコラボ(※共同作業の意味)を結実させて、現場で働く人たちに不可欠のインフラのようなものになれるよう、大きく育てていきたいです。

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